板バネの加工 製品情報

板バネ加工

キョーワハーツでは 「微細、精密、複雑」の板バネ加工を得意としています。
携帯電話・パソコン・コネクター部品などのコンタクトや板バネなどの製作は特に得意な分野です。
板バネの加工には、素材の性質に対する理解、特にスプリングバックについての経験に裏打ちされたデータの蓄積が、物を言います。
図面ができたら、まず試作。レーザー加工、ワイヤー放電加工、エッチングなどによるブランク加工、仮型による曲げ加工により、1個から1000個まで。
量産は順送金型により、5,000個から100万個以上まで。全てをカバーします。

板バネ 製品事例

りん青銅バネ材 極小試作サンプル
名称 アーススプリング
材質 SUS304CSP-1/2H t:0.1
金型製作上のポイント 製品が小さく曲げ高さも低い、左右対称でない曲げ部の寸法安定の工夫。
プレス加工上のポイント クリップ形状の内径寸法の管理が重要
カセコンアップバネ
名称 カセコンアップバネ
材質 SUS304-3/4H t:03
金型製作上のポイント 内側に入りこむ曲げのため、曲げパーツの抜き差しの構造を工夫。
プレス加工上のポイント 細い抜き部の破損に注意が必要(ショット数管理により所定数以上は絶対に加工しない)
中心コンタクト
名称 中心コンタクト
材質 C5210R-H t0.3
金型製作上のポイント ロール方向45°取りのへミング曲げ加工のため、上下がズレやすいので、その対策が製品安定のためのポイント。
プレス加工上のポイント 挿抜荷重の管理
摺動スプリング
名称 摺動スプリング
材質 C1720R-H t:0.15
金型製作上のポイント 3枚の羽根が絞り形状になっているため、パーツの制作及び上下の合わせに注意している。
プレス加工上のポイント プレス加工後、熱処理工程が入るため細い丸め部(φ0.8)の寸法変化を見込むことと、挿抜荷重の管理を行っている
ドラムスプリング
名称 ドラムスプリング
材質 C1720R-1/4H t:0.15
金型製作上のポイント 先端が密着しないカーリング加工のため、真円度を出すための工夫。
プレス加工上のポイント リールごと熱処理をするため、金属箔と一緒に巻いていくので、変形しないようにテンションの管理を行っている。
アッパー接触子
名称 アッパー接触子
材質 C5210R-H t:0.15
金型製作上のポイント 曲げ工程数が多いので、いかに金型コンパクトに設計するかがポイント。
プレス加工上のポイント カムスライド機構を多用している金型の給油・清掃・メンテナンス。
 
バネ端子
名称 バネ端子
材質 C5210R-H t:0.15 Niメッキ付
金型製作上のポイント 入り込んだ曲げ形状のため、曲げパーツの出し入れの構造に工夫。
プレス加工上のポイント コンタクト先端の寸法管理。
チルト板バネ
名称 チルト板バネ
材質 SUS301CSP-H t0.35
金型製作上のポイント 連続した異径アールのスプリングバックを見込んだ曲げアール設定。
プレス加工上のポイント 材料ロットが変わった時の寸法調整。
回転バネ
名称 回転バネ
材質 C5210R-H t:0.12
金型製作上のポイント 細い幅のスリット加工と材料を伸ばす加工があるので、他に歪を出さないようにする工夫。
プレス加工上のポイント 左右の曲げ高さのバランス調整。
アンテナ エレメント
名称 アンテナ エレメント
材質 C5210R-H t:0.2
金型製作上のポイント 径の違うカーリング部同士の同軸度を如何に出すか。
プレス加工上のポイント 排出がエアーブローのため、強度の弱い部分を変形させない対策が必要。
グランド板
名称 グランド板
材質 SUS304CSP-1/2H t:0.4
金型製作上のポイント 先端2箇所の間隔の寸法が厳しいため、高さの低い三角形の曲げを如何に精度良く曲げるか。
 
プレス加工上のポイント コイル内での微妙な板厚の変化が寸法に影響を与えるため、小まめな工程内の寸法チェックが必要。
アンテナ エレメント
名称 アンテナ エレメント
材質 SUS304CSP-1/2H t:0.15
金型製作上のポイント 板厚が薄い割りに、つながっている箇所が少ないので、安定した送りが出来るような、抜き、曲げ工程の設計がポイント。
プレス加工上のポイント エアーブローでの排出による変形がないように注意が求められる。
接点バネ
名称 接点バネ
材質 C1720R-1/4H t:0.06
金型製作上のポイント 細いカーリング加工(内径0.3)のため、真円度を出すために曲げ工程でワークがずれないようにする工夫が必要。
プレス加工上のポイント 板厚が0.06と薄いため、少しでも金型内に抵抗があると座屈するので、送りミスに注意する。
 
アンテナ エレメント
名称 タブ端子
材質 SUS304CSP-H t:0.05
金型製作上のポイント ブランク部のパンチとダイのクリアランス(片側2μm)が要求されるため、部品精度の管理及び金型組込み精度が問われる。
プレス加工上のポイント キャリアとのつなぎ部が細いため、金型内で少しでも引っかかると曲げ寸法に影響が出るため注意が必要。
接点バネ
名称 接触バネ
材質 C1720R-1/2H t:0.2
金型製作上のポイント パイプに圧入するので真円度を出す工夫が必要。
プレス加工上のポイント 先端部の熱処理後荷重管理がポイントなので、プレス加工時の寸法管理をシビアに行う。
補強板
名称 補強板
材質 C2680R-H  Niメッキ付
金型製作上のポイント コノ字曲げカムが細いので強度に工夫必要。
プレス加工上のポイント 材料ロットが変わった時の角度調整。
クリップ
名称 クリップ
材質/板厚 SUS301CSP t0.25
加工内容/精度 0.3mmのスリットが49本両側に
金型製作上のポイント 薄いパンチの製作と折れ対策
プレス加工上のポイント ミスショットをするとパンチが破損するので、細心の注意が必要
曲げ部先端の寸法管理高さのバランス調整。
スプリング
名称 スプリング
材質/板厚 SUS301CSP-1/2H t0.3
加工内容/精度 160°の曲げ
金型製作上のポイント 160°の曲げを行うためのクラック対策
ソケット端子
名称 ソケット端子
材質 C1720R-HM t=0.15
金型製作上のポイント 丸目加工と90°曲げが近いので真円度を崩さずに曲げる構造の工夫が必要。
プレス加工上のポイント 細いスリット加工があるのでカス上がり・パンチ折れの注意が必要。
ムカデグロメット
名称 ムカデグロメット
材質/板厚 SUS304CSP-1/2H t:0.3
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