長期間使っていて、だんだん精度が出なくなってきて、図面の規格に入らなくなってきた。
金型を製作した会社がなくなってしまい、どこに頼んでいいか分からない。
キョーワハーツで見てもらえる？

板バネの金型でしたが、曲げ工程が多く、相互の関連性もあるため、対処療法的では直らないと判断しました。そこで、一回プレス加工をしてみて、スケルトンを取り出し、工程ごとの寸法を測定し、それぞれの工程の狙い寸法を想定しながら調整を行ってみました。
調整で直らない所は、パーツを作り直し、トライをしてまた調整するなどを何べんも繰り返して、要求寸法を満たすように「治療」しました。
また、顧客納期も迫っていたことから、調整後、弊社にて50,000ショットをプレス加工して、納期を間に合わすとともに、ショット時の安定性を確認した上で、納入しました。

バリや材料粉が出やすく、製品にキズが入り、顧客からクレームになっている。
どうしても直らないのだが、何とかならないか？

端子の金型でしたが、クリアランスの平均度をチェック―微調整した上で、弊社でプレス加工を行ったところ、無事に安定したプレス加工ができるようになりました。
金型が元気に健康を取り戻しました。

カス詰まりで、金型（ダイプレート）が破損してしまった。
図面もないんだけど、直せるかどうか、見てくれる？

金型図面がないため、現物を計測して、ダイプレート、入れ子を作り替えました。
部品製作後は、クリアランスをきちんと調整した上で、金型を「治療」しました。